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初めてのドラム

ドラムって中学や高校で友達とバンドを組んでみようってなったり、大学でサークルに入って始めてみたっていう方がほとんどだと思うのですが、大学のサークルだと先輩から練習方法を教わったりできますが、 友達とバンドをやってみるとなった場合には、自分の周りに経験者がいるとは限りませんよね。
今回はそのように、周りにドラムについて知ってる人がいないけど、始めてみたいという方に最低限必要な情報と思われるものを紹介した記事となります。
コンセプトとしては ・なるべく安く ・なるべく手軽に をモットーにしていきます!

必要なもの

当然といえば当然なのですが、友達とバンドをやる場合はスタジオを借りて練習する場合がほとんどだと思います。 バンドに限らず、ドラムの練習は部活などで学校に設備があったり、習いに行ってそこに設備がある以外は基本的にスタジオを借りて練習するという形になると思うので、 必要なものに「ドラムセット一式」は入りません。(笑)

なのでスタジオに行くときに必要最低限のものは
スティック一組
となります。「バチ」じゃないですよ。「スティック」と呼んでくださいね。

では家で練習するときに必要なものはというと

・週刊、あるいは月刊誌の漫画(JUNPやサンデーなど)
・ガムテープ

いや、別に家で練習する場合はドラムセット一式でも構わないのですが、防音設備の無い場合には「近所迷惑」を通りこして「犯罪」だと思うので、ドラムセットではなく漫画にしました。 なるべく安くというコンセプトなので、コストから考えても手ごろな材料の漫画です。ちなみにもう少しお金の出せる方は練習用の「パット」と呼ばれるものがあるので、金銭的に余裕のある方ならそちらの方が良いです。
スティックが一組だいたい1000円前後、漫画とガムテープ合わせて500円程度でしょうか。一番リーズナブルに抑えるとこのくらいの価格になります。 練習用の「パット」はおよそ3000~5000円となるので、それとスティックを合わせたものが初期費用となります。


漫画とガムテープの使い方

まず最初に注意点として。練習に漫画を使用する前に、内容が気になる方は全部読んでください。一度漫画を練習に使用すると、二度とその漫画の中身は読めません。
では漫画とガムテープをどのように使用するのかをお伝えします。

やることは至って簡単でガムテープで漫画をぐるぐる巻きにしてください。ミイラを作るみたいなかんじです。僕はミイラは作ったことありません。
なぜ漫画をそのままたたいていけないかというと、理由はシンプルで、スティックの跳ね返りを考えた時に、ガムテープを状態だとその跳ね返りが理想的ではないからです。 あの分厚い漫画をガムテープでぐるぐる巻きにすると、その跳ね返りがちょうどよくなるようです。

ドラムセットとは違いたたく部分が一か所しかありませんが、スティックを動かさない分、リズムや叩き方に集中できますよね。家で練習するときにはそれが大事です。 ドラムセットに入る前に漫画のガムテープ巻き(理想は練習用パッド)で念入りに練習すると、実際にドラムセットでやってもうまくいきますよ!
基礎的な部分の練習をどれだけきちんとやっているかで、成果は変わってきます。基礎練習の話はまた別の記事で紹介させていただきます。

スティックを選ぶ際の注意

楽器屋さんのスティックコーナーに行くと、たいていの場合は壁際に四角く区切られた棚があって、スティックが種類ごとに入っています。
スティックを選ぶ際に気をつけていただきたいのは、同じ種類のスティックがすべて同じ重さというわけではないということです。 たとえばスティックは二本一組で売るものなので、二本毎に束ねられているものもありますが、その束ねられた組でも重さは全然変わってきます。 その束を外して、重さの同じくらいのものを選ぶようにしてください。

スティック売り場にはたいてい計量ばかりがおいてあるので、それを利用してください。 同じくらいの重さといっても0.1グラムのずれまで気にする必要はありませんよ。大体同じであれば構いません。 「だいたい」の目安ですが、「その二本の重さの気になるかどうか」です。0.1グラムの違いが気になる人はあまりいないと思います。 ドラムを始めたばかりならなおさらです。そこまで神経質になる必要はありませんので気軽に選んでください。
一般的にですが、初心者の方には木の材質はヒッコリー。チップ(スティックの先端の丸い部分です)はなるべく丸いもの(三角や楕円形のものはNG)。 が良いといわれています。よろしければ参考にしてください。

今回はドラムを始めるのに最低限必要なものとそれを選ぶ際に必要な注意点を僕なりにまとめてみました。参考になればうれしいです!