名前からわかる通り、日本人です。すごい人です。すごい人だからプロなんですよね、真面目に紹介します (汗)
ジャズの中でも「コンテンポラリージャズ」の分野で世界的に活躍されているピアニストです。
どの音楽でもそうだとは思いますが、「即興」があるジャズですと特に、演奏の際に「表現力」と「技術力」が必要となります。
ここで言う「表現力」と「技術力」についておおざっぱに説明すると、
表現力:頭の中にある自分の音をどれだけ楽器で反映させられているか
技術力:テクニックのことで、どれだけ難しく、複雑なことができるか
です。プロのピアニストはもちろんどなたでもどちらも卓越しているのですが、上原ひろみは特に「技術力」がすごいと思います。
他のプロのピアニストと比較しても、他の追随を許さない圧倒的な技術力を誇ります。ジャズですと、技術だけでなく、その人独特の演奏スタイルや、表現方法などもとても大きな評価基準ですが、上原ひろみはその点でも他のピアニストとは違ったものを持っています。
一言で言うなら、「クラシックの熟練度の高さ」でしょうか。
上原ひろみのオリジナル曲(特にソロピアノ)にクラシックの雰囲気を強く感じる曲がたくさんあるのでそのように感じました。
とにかく、高い技術力に圧倒される曲が多いと思います。
バンドの構成(トリオやカルテット)でも、派手な曲が多いので、音数が多い曲が好きな方は好きだと思います。
クラシックを普段聴いている方でしたら、ショパンのエチュードが好きな方におすすめです!
普段はポップスやロックを聴く方で「ジャズはちょっと。。。」って思ってる方でも、上原ひろみは好きになれると思いますよ!
曲によりますけど、ロックやフュージョンに近い曲もたくさんあります!
中には静かなバラードの曲調の曲もありますが、スローテンポでもその中にかなり激しい部分もたくさんありますね。
人の好みによっては、静かな曲調で激しい演奏になるのを好まない人もいますので、落ち着いた曲が好き、
あるいはそういったジャズが聴きたい方には向いていないアーティストかも知れません。
上原ひろみは僕が一番好きなジャズピアニストの一人です。
いろんな人に勧めたり、聴いた感想を聞いたりするのですが、癖がとても強い分好みが分かれるみたいですね。
普段ジャズを聴く人にも苦手な人はいましたし、普段は全然ジャズを聴かない人にも気に入ってくれた人はいました。
興味のある方は是非聴いてみて下さいね!
上原ひろみのオフィシャルサイトはこちら