ボーカロイドは「ボカロ」とも略称で呼ばれたりもするものですが(以下この記事ではボカロという略称を使います)、普段ボカロを聴かない方は「ボカロってそもそも何?初音ミクとボカロって同じなの?」といった感じでなにがなんだかわからないですよね。
ボーカロイドそもそも人工的に合成された音声ソフトの総称です。「初音ミク」「鏡音リン」などの名前はそのボーカロイドのソフトの種類で、声の種類が異なります。
その音声ソフトで歌詞を歌わせて、音楽をつけたものを「ボカロ」「ボーカロイド」というジャンルの音楽として呼ぶこともあります。
なので、「ボカロよく聴くよー」という方が身の周りに居ましたら、上で説明したような「ボーカロイド」というジャンルに分類される音楽を聴いているということになります。
ボカロを聴くという方の中にも歌い手しか聴かないという方もたくさんいます。では「歌い手」とはなにか。
ボカロは主に「ニコニコ動画」で発展した音楽(少なくとも僕はそのように解釈しています)ですが、そこにボカロをアップした人がいます。
そうすると、そのボカロの曲を気に入った歌うのが好きな人がそのデータをもとに、ボーカロイドのソフトでうたった音声部分のみを自分の声に置き換えて「○○を歌ってみた」のようなタイトルで同じようにネットに公開します。
そのように公開されたものが「歌ってみた」というジャンルに分類される音楽で、それを歌った人が「歌い手」と呼ばれる歌手になります。
厳密には違うのですが、簡単な言い方をしてしまうと、「歌ってみた」というのはボーカロイドのソフトで歌われている曲をカラオケで歌ってネットに公開しているというような感じになります。
文章だけではわかりづらいので、例として下に動画を張り付けますね。
↓このようなものがボカロのオリジナルです。
↓そしてこのようなものが「歌ってみた」という分類に入ります
僕は「歌ってみた」というジャンルになるものも大きい枠として「ボカロ」に入ると思っています。僕はボーカロイドのソフトが歌ったもの(オリジナルと呼んでいます)と「歌ってみた」
両方とも聴く派ですね。